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血液浄化療法
血液浄化療法(二重濾過血漿交換法DFPP)とは
血液浄化療法(二重濾過血漿交換法DFPP)は特殊な濾過装置を通して血液中の悪玉コレステロールを除去する治療法。動脈硬化や脳梗塞などの最大の原因である血管の老化の改善を目指す予防治療です。
血液透析と同様に血液を体外循環させます。特殊な「濾過膜」を用いて悪玉コレステロールを除去し、浄化された血液を再び体内に戻す新しい治療法です。悪玉コレステロールを除去することで、血流がよくなり血管も広がりやすくなるので血管を詰まらせるような病気の予防効果が期待されます。また、酸素や栄養分が体のすみずみまでいきわたるようになり、炎症を悪化させる物質や血液を固まらせる物質、血管を収縮させる物質などが取り除かれる事が報告されています。これは目に見える数値よりも大切な効果です。
血液浄化療法について詳しくはこちら
もご確認ください。
治療の対象となる方
- 脳梗塞·心筋梗塞のリスクが気になる方
- 標準治療を受けていても、脳梗塞や心筋梗塞になってしまった既往のある方
- 血液検査や血圧は正常であっても、動脈硬化性変化があり、お薬の適応がなく、積極的な対策を希望される方
血液浄化治療適応外
以下の除外基準を満たす対象者や、他の疾患歴、治療歴、アレルギー歴などを考慮して、医師の判断で治療適応外となる対象者がいることをご理解ください。
- 年齢20歳未満、80歳以上の方
- LDLコレステロール値100以下の方(70~100の方は、本人希望だったらOK)
- LDLコレステロール値70以下の方は不可
- 出血傾向のある方(Plt、14万以下またはPT-INR1.5以上)
- HIV感染症の方
- 発熱などの急性感染症のある方(WBC12000以上またはCRP2.00以上)
- 長時間同じ体勢が維持できない方(約3~4時間)
- 前腕部や肘部などの血管確保が困難な方
- 喘息発作のある方
- 高血圧が不安定の方(収縮期血圧180以上または拡張期血圧100以上)
- 降圧薬(ACE阻害剤)を服用中の方
- 慢性肝臓病のある方(GOT or GPT100以上)
- 貧血の方(Hb10.0以下)
- 認知症のある方
- 現病が安定していない方
- 当治療を理解できない方
- 施行当日出血(月経を含む)のある方
以上の他、担当医師の判断で実施可能の有無を判断いたします。
実施可能判定は、1カ月以上前の予約のあった日から2週間程度で事前判断します。
また、受診後も受診者の体調を考慮して行えない場合もある事をご承知ください。
期待できる効果
動脈硬化の原因となるLDL(悪玉)コレステロールの直接的な除去
血液浄化療法 料金(税込)
| 料金(税込) | 期間/回数 |
|---|---|
| 990,000円 | 1日/1回 |
リスク・副作用
稀にLDLコレステロール血液浄化療法中に、以下の症状を起こすことがあります
- 穿刺痛・血管痛・出血・血圧低下・不整脈・頭痛
- 嘔吐・吐き気
- かゆみ・発疹などのアレルギー反応
- 呼吸困難
未承認医療機器の使用について詳細
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
※同一の成分や性能を有する他の国内承認機器等はありません。
※個別のリスク以外の重大な副作用の報告はありませんが、明らかになっていない可能性があります。
※医師の判断の下、国内販売代理店経由で購入しています。
※個人輸入において注意すべき医薬品等について
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html
※万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
